~ランプをもって旅にでる~

旅は日常への処方箋 子連れ旅、家族旅、夫婦旅、ひとり旅の情報ブログ

小学校のいじめアンケート

スポンサーリンク

息子の小学校から、いじめのアンケート調査がきました。毎年、この時期に行われます。

アンケート調査の内容は、

=============================

・過去半年で、あなたのお子さんは、いじめたことがありますか?

・過去半年で、あなたのお子さんは、いじめられたことがありますか?

=============================

という内容で、いづれも「はい・いいえ・わからない」の中から答えます。

この回答が、むずかしい。自分の子どもがいじめているかもしれないし、または、いじめらているかもしれない。そんなの親子間のコミュニケーション不足の問題でしょ!と言われるかもしれないけれど、実際のところ、やっぱり、学校での事実は分からないのです。

また、このアンケート調査には、いじめの定義の記載がないので、どこまでが、いじめと捉えたらよいのだろうかと。

昔のいじめの定義は、仲間はずれ、殴るなどの暴力で客観的なものだったが、

現在のいじめの定義は、相手が不快な思いをしたり、いじめられたと思ったら、いじめになるという主観的な定義となっている。

なおさら、はい、も、いいえ、も、回答できないよと思ってしまいます。

さらには、まだ、浮き彫りになっていないだけで、水面下でいじめが起きている場合だってあるのだから。

アンケート調査には、毎回「わからない」に〇印をして提出します。曖昧なアンケートの質問に、はいorいいえ、で回答はできない。街角のアンケートじゃないんだからと。

毎年、アンケート調査実施から数週間後に、アンケートの結果が配布されます。それを見てみると、

「あなたのお子さんはいじめたことがない」に〇印をしている人が9割以上。90%以上が、自分の子どもは、いじめをしていないという認識結果です。

わが子への信頼たるや!!!自分の子どもはいじめていない!とわが子を信頼する気持ちはとても大切。でもさ、人間の心は複雑で、戦争やいじめがなくならないのも、この複雑な人間のココロがあるからなわけで、なにがあるかはわからないのであります。

このいじめのアンケートの目的は、わが子への信頼度を調査するのではなく、いじめの事実の把握や減らすことが目的なんだから、事実を吸い上げる質問であってほしい。そのために、具体的な回答が集められる質問が必要だと思います。

では、どんなアンケートだったら、わたし自身も「わからない」なんて曖昧な回答をしないかなと思い、考えてみました。

f:id:dragon0206:20191005085037p:plain

=============================

①過去半年で、学校から連絡があり、いじめと思われる内容やトラブルの報告があったか?

②お子さんから、いじめられている、トラブルがあると相談されたことがあるか?

③お子さんから、いじめてしまった、相手を傷つけたと相談されたことがあるか?

④保護者間で学校でのいじめの話を聞いたことがあるか?

=============================

①は、はい、いいえ、で回答できます。内容は学校が把握済。

②と③は、実際にあったかどうかを回答。

④は、学校側はまだわかっていないけど、保護者や近所の間では、にわかにささやかれていることを拾い上げるための質問です。

いじめられている当事者の親も、それを知っていながらも、なかなか学校に言い出せなかったり、クラスのお友達がいじめられていることを、他のお母さんたちは知っていても、当の親だけ知らないってこともありそうです。

また、先生の前は、いい子ちゃんだけど、裏では、とんでもないボスってことを、親同士は、子どもたちから聞いていたりすることもありそうです。いやいや、先生たちだってわかってるよ~って声もありそうですが、これが、実際、分かってないことも多そうです。

ちなみに、ここでのいじめの定義は、殴る、仲間はずれなどの客観的な事実でも、主観的事実でも構いません。そこを分ける必要はなく、事実を把握することが大切だから。

f:id:dragon0206:20191005085516p:plain

でも、アンケートが具体的になればなるほど、対応も大変になります。小学校の先生たちの仕事が増えていくと思うと複雑な気持ちになります。小学校の先生は、授業のほかにも、道徳、部活、親との対応をしなければならない、さらには、英語科目も増えて・・・本当に大変そうです。先生方の国に対するアンケートを実施したほうがいいかもしれない。もう実施しているのかな・・・

話を戻し、わたしの結論です。わが子はいじめなんてしない!ウチの子にかぎって!と思っていると、実際にトラブルがあったときに、その事実を受け入れるのに時間がかかり、解決が遅くなってしまうことになるんじゃないかと思います。

わが子を100%信頼しつつも、いや、信頼98%くらいにしておいて、2%くらいは、わが子も人間だもの、もしかしたら、そういうことがあるかもしれない、って少し余裕の気持ちをもちながら、学校で起きるトラブルに対応したいものです。