小学校のPTAやボランティアのこと

小学5年生の息子の学校で、週1回、図書ボランティアをしている。1回約3時間、やることは、季節ごとの壁面装飾、本の修理、本棚の整理、新書の登録、古くなった本を除籍する作業などである。

メンバーは、70代1名、60代2名、と40代の私の計4名。私以外は、子育てを終えている(=成人して働いている)。メンバーみなさん、本が好きで、子どもが好きで、作業が好きで、ユーモアにあふれていて、週1日の3時間は、私にとって、楽しみのひとつになっている。

息子が小学2年生のとき、図書ボランティアを募集していることを知り、図書館で作業するなんて、なんだか楽しそうだなという単純な気持ちで、早速応募。3年経過した今、図書ボランティアをやっていてよかったと思うことばかりである。

よかったと思う理由はいくつかあるが、まずは、子育ての相談をできる世代の幅が広がったことである。

図書ボランティアは、黙々と作業をこなす日もあれば、ぺちゃくちゃとおしゃべりしながら作業する日もある。たまに、息子や学校のことで相談すると、子育て経験豊富な60代以上の3人は、「ある、ある」「わかる、わかる」と共感してくれたり、「それは、まだいいほうだわ」「私の三男は、不登校気味だった」「うちの次女は、部活でいじめられたわよ」と、いろんな事例をだしながら、結局、とにかく大丈夫だと励ましてくれるのだ。

そして、先生たちとコミュニケーションがとりやすいことも、図書ボランティアをやっていて、とても大きなメリットを感じている。週1回、挨拶程度ではあるが、いろんな先生方と挨拶がてら顔をあわせることで、親近感がうまれ、何かのときに、相談しやすいことが分かった。また、保護者の間では、評判の悪い先生でも、週1回、顔を合わせると、噂ほどに悪い先生ではないかもと思うときもある。

これは、きっと、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱した「ザイオンス効果」=別名「単純接触効果」だろう。

ザイオンス効果とは>

単純に何度も繰り返して接触することにより、好感度や評価等が高まっていくという心理効果。人間関係においては「熟知性の原則」と呼ばれ、会えば会うたびに、知れば知るほどに好意を持つといった心理効果を意味している。興味がなかったり、あまり好きではなかったりするものや人物でも、頻繁に目に触れる機会があった場合、その相手への警戒心や恐怖心が減り、よい印象を持つようになる。

ほんと、人間の脳というのは不思議だぜ。

以前の職場の上司(60代)の言葉を思い出した。「学校の役員は、できるだけ引き受けたほうがいいわよ。先生とコミュニケーションがとりやすくなる。私の娘は学校でいろいろあってね、そういうときにも、役員で、ちょくちょく学校に行っていたから、先生にも校長にも相談しやすかった。先生たちも、ある程度どんな保護者か分かっていると、対処しやすい部分もあるだろうしね。」と。

私自身、独身時代は、PTAというと、あまりいい印象がなかった。いい噂を聞かなかったからだ。面倒そうだな、関わらないようにしたいと思っていた。そもそもPTAという意味を知らなかった。

PTA=Parent-Teacher Association=各学校で組織された保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体である。先生と保護者が協力して、子どもたちが、安心して学校生活を送ることができるならば、PTAは、噂ほどに、わるいものではないかもしれない。そして、役員でなかろうと、なんであろうと、学校と保護者は、公平にすべての子どもを守るのだ。

↓図書室前の廊下。もうすぐひな祭りだよ!お雛様とお内裏様。

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↓手作り感満載!

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ムーミンと仲間たちとかいけつゾロリのコラボ。私のお気に入り!

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